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場面緘黙

場面緘黙(ばめんかんもく)が気になる方へ

場面緘黙とは、特定の場面や状況で話すことが極端に難しくなる状態のことを指します。たとえば、家庭や親しい人の前では普通に話せるのに、学校や集団の中、初めて会う人の前では言葉が出にくくなってしまうことがあります。これは強い不安や緊張、恐怖心が原因となっている場合が多いとされています。

この症状は、子どもや思春期の若者に多く見られ、学校生活や友人関係、さらには社会的な交流に支障をきたすこともあります。話せないことでコミュニケーションに困難を感じたり、そのこと自体に対する不安や孤立感を抱えることも少なくありません。

当院での治療について

当院では、場面緘黙に対して必要最低限の薬物療法を中心に治療を行っています。薬物療法により強い不安や緊張を和らげ、お子さまがよりリラックスした状態でコミュニケーションを取れるよう支援いたします。場面緘黙は徐々に改善が見込める症状ですが、個別の治療法が必要です。お子様一人一人の状態に合わせた治療法を提案し、ゆっくりと無理なく症状の改善を目指します。

場面緘黙は、長期間放置すると社会生活や学業に影響が出る可能性がありますが、早期に治療を始めることで改善が期待できます。お子様が場面緘黙でお悩みの場合、ぜひご相談ください。

お子さまのペースを大切にしながら、一緒に改善を目指していきましょう。

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