分離不安症とは?登園・登校できない子どもへの対応と治療の全て【児童精神科医が解説】
こんにちは。
江戸川篠崎こどもと大人のメンタルクリニック、院長の院長の三木敏功(児童精神科医 子どものこころ専門医)です。
「ママと離れたくない…」――これは“甘え”ではありません。
子どもが登園や登校を嫌がり、「お母さんと離れるのがつらい」と訴える姿に戸惑った経験はありませんか?
春や秋など、新しい生活の始まりに多いこの訴え。実は「分離不安症」という心の状態のサインかもしれません。
このブログは、子どもがなぜ“離れられない”のか?その背景に何があるのか?を、児童精神科医の視点から丁寧に解説します。単なる「診断名」にとらわれるのではなく、その子の“見立て”をもとに、寄り添った支援のヒントをお伝えします。
【目次】
- 分離不安症とは? ― “ママと離れたくない”子どものこころ
- 年齢別にみる分離不安の特徴(乳幼児・小学生・中学生)
- ご家庭でできる対応 ― やってよいこと/避けたいこと
- 分離不安と他の発達特性・こころの課題との関係
- 診断名より“見立て”が大切 ― 支援の本質を見失わないために
- 分離不安の治療方法 ― 心理的支援・環境調整・薬物療法
- 放置してはいけない理由と、相談すべきタイミング
- 相談の目安チェックリスト
- まとめ:焦らず、比べず、その子のペースに寄り添って
- 参考書籍
1.分離不安症とは?
分離不安症とは、「大切な人(多くはお母さん)と離れること」に対して、年齢相応とは言えないほど強い不安や恐怖を抱く状態を指します。
たとえば、
登園・登校時に強い拒否やパニックを起こす
「お母さん(お父さん)がいなくなったらどうしよう」と過度に心配する
一人で寝られない、トイレにも行けない
お母さん(お父さん)と離れると頭痛や腹痛などの身体症状が出る
といった形で現れます。
こうした不安は、お子さん自身にとっても非常につらく、ご家族も対応に困ってしまうことが少なくありません。
「うちの子、愛情が足りなかったんでしょうか?」
ご相談に来られたお母さまから、よく聞かれる言葉です。
でも、どうかご安心ください。母子分離不安症は「愛情不足」や「育て方のせい」ではありません。
むしろ、お子さんが「この人と離れたくない」と感じるほど、お母さんに深い信頼と安心感を持っている証拠とも言えます。
このような不安は、子どもの生まれ持った気質や発達の特性、家庭や園・学校などの環境の変化など、複数の要因が重なって起きるものです。
親御さんが自分を責める必要は、まったくありません。
2.年齢によって出方は違う?― 分離不安の年齢別特徴
分離不安のあらわれ方は、お子さんの年齢や発達段階によって少しずつ異なります。
それぞれの年齢で、よく見られる特徴を以下にまとめました。
■ 乳幼児(2〜5歳頃)
この時期は「親と離れるのが怖い」と感じることが、発達の一部として自然に見られます。
- 登園時に泣きながらしがみつく
- お母さんの姿が見えないだけで不安になる
- 一人遊びが難しい、少しの時間でも離れたがらない
➡ 発達的にごく自然な姿ですが、極端に強く、長期間続く場合は支援が必要なこともあります。
■ 小学生(6〜10歳頃)
入学や進級、担任の変化など「環境の変化」で不安が強くなりやすい時期です。
- 朝になると頭痛や腹痛などの身体症状を訴える
- 学校に行こうとすると涙が出る、パニックになる
- 「ママが死んじゃったらどうしよう」といった極端な心配を口にする
➡ この年齢では「身体症状として出る」「心配の言語化ができる」ことが特徴です。
■ 中学生(11歳〜思春期)
自立が求められる時期ですが、心の中では「親の存在への依存」が根強く残っていることがあります。
- 通学中や授業中に不安発作のような症状が出る
- 保護者と離れることを極端に避けようとする
- 人には言えない形での“強い依存”や“親への固執”が続く
- 「友達ともうまくいかない」など二次的な問題が生じることも
➡ 思春期では表に出にくい「隠れ分離不安」として、学校生活や人間関係のトラブルの背景にあることもあります。
どの年齢でも、「わがまま」ではなく、子どもなりの“こころのSOS”として理解することが大切です。
お子さんの年齢や様子に合わせて、少しずつ支援していくことが改善の第一歩になります。
3.ご家庭でできる対応 ― やっていいこと・避けたいこと
お子さんが「ママと離れられない」「登園・登校ができない」と悩んでいるとき、
ご家庭での対応はとても大きな意味を持ちます。
以下に、保護者の方にできる関わり方を、「やっていいこと」「避けたいこと」に分けてご紹介します。
✅ やっていいこと(おすすめの対応)
- 「大丈夫だよ」と繰り返し安心感を伝える
→「迎えに行くからね」「ここで待ってるからね」など、離れてもつながっていることを伝えましょう。 - できたことを小さくても褒める
→5分でも行けた・泣かずに玄関を出たなど、「できた!」を積み重ねて自信につなげましょう。 - 一緒に過ごす時間を丁寧にとる
→帰宅後や休日などにスキンシップや会話の時間を意識してつくり、安心感を強めましょう。 - 別れる前のルーティンをつくる
→「いってきますのハイタッチ」「一緒に3回深呼吸する」など、安心の儀式があるとスムーズになりやすいです。 - 園・学校・医療と連携する
→「親だけで抱えず、信頼できる大人たちとつながること」が、親子にとっても大きな支えになります。
❌ 避けたいこと(逆効果になりやすい対応)
- 「なんで行けないの?」「頑張れないの?」と責める
→子ども自身も「行きたいのに行けない」ことに苦しんでいるため、叱責は自己肯定感を下げてしまいます。 - 無理やり引き離す(力づくで登園・登校)
→強い不安があるときに無理をすると、逆に恐怖体験となり、トラウマ的に残ることもあります。 - 毎回休ませてしまう(完全な回避)
→一時的な安心にはなりますが、繰り返すことで「行かなくても大丈夫」という回避行動が強化されやすくなります。 - 不安を「甘え」と決めつける
→不安は“わがまま”ではなく“本当の苦しさ”です。まずは受け止めることが、回復への第一歩になります。
「うちの子だけ…」と思わなくて大丈夫です
分離不安は、誰にでも起こり得る“心の自然な反応”です。
完璧な対応は必要ありません。「少しずつ」「一緒に」が合言葉です。
ご家族だけで抱え込まず、園や学校、相談機関などと連携しながら、
“その子のペース”に寄り添った支援を進めていきましょう。
4.分離不安と他の発達特性・疾患との関係
分離不安は、他の発達特性やこころの課題と重なっていることもあります
分離不安症は単独で見られることもありますが、ときに他の発達特性や心の課題と重なってあらわれることがあります。
このようなケースでは、「分離不安が目立っているけれど、実は別の困りごとが背景にある」ことも少なくありません。
以下に、よく一緒に見られる特徴や疾患をいくつかご紹介します。
■ 自閉スペクトラム症(ASD)
- 初めての場所や人への不安が強い
- 慣れるのに時間がかかる
- 母親など信頼できる特定の人との関係に強く依存しやすい
➡「分離不安」のように見えて、環境の変化や感覚過敏による“予測不安”が背景にあることもあります。
■多動性・衝動性・ 注意欠如症(ADHD)
- 親から離れてすぐに集中が切れやすい
- 気持ちの切り替えが苦手で、登園・登校の場面でパニックになる
- 「不安」というよりも、衝動性や感情コントロールの難しさが表に出ていることもあります
➡ ADHDの子では、不安を言葉にできず「嫌だ!」と行動で示すことがあります。
■ 愛着の課題(愛着不安・愛着障害)
- 乳幼児期の環境によって、信頼関係を築く力が育ちにくかった場合、
- 「人との別れ=見捨てられるかもしれない」と感じやすくなり、強い不安を抱くことがあります。
➡「離れることが怖い」という感情の背景に、安心感や信頼の土台が不安定な状態があることもあります。
■ 親御さんのこころの状態
- 実は、お子さんよりも親御さんが強い不安を感じている場合もよくあります。
- 「子どもが泣くと申し訳なくて」「登園をやめたほうがいいのでは」と不安が高まると、親子で“離れられない”関係が強化されてしまうことも。
➡ 親御さんがひとりで抱え込まず、誰かに相談できることが、お子さんの回復にもつながります。
5.診断名より“支援・サポート”が大切 ― 支援の本質を見失わないために
「うちの子は“分離不安症”なんでしょうか?」
受診時によくいただく質問です。しかし児童精神科では、“診断名”だけにとらわれず、その子に今何が起きているのかを丁寧に読み取る“見立て”がとても大切です。
同じように「登園できない」子どもでも、その背景には、
- 発達特性による不安
- 家庭の変化や親の不安
- トラウマ体験
- 学校環境への過敏さ
など、実にさまざまな要因が重なっていることがあります。
「この子は何の病気か?」ではなく、「この子に今、どんな支援が必要か?」という問いを持ち続けることが、回復への第一歩になります。
支援は、ラベリング・レッテル貼りではなく、その子の発達・気質・環境の全体像から、どこを支援すれば楽になるかを考えることが大切です。
6.治療はどんなことをするの?
― お子さんの「不安」を一緒に解きほぐしていくために ―
分離不安症の治療で一番大切なのは、お子さん自身が「安心できる経験」を少しずつ積み重ねていくことです。
そしてその過程では、ご家族が「どう寄り添えばいいのか」を一緒に考えていくことが大きな鍵になります。
まず何よりも大切なことは、「今どんな気持ちでいるのか」「どんな背景があるのか」を丁寧にお聞きすることです。
お子さんだけでなく、お母さま・お父さま・ご家族の不安や葛藤にもしっかり耳を傾けることから支援は始まります。
一般的な主な治療の柱は、以下の3つです:
① 心理的アプローチ(認知行動療法・安心の積み重ね)
分離不安を抱えるお子さんは、「ママと離れたらどうなるのか」「ひとりでいたら危ないかも」といった“頭の中の心配シナリオ”に苦しんでいることが多くあります。
そのため、年齢や発達に応じて、“不安との付き合い方”を少しずつ学ぶ練習を行います。
- 「まずは1分離れてみよう」から始めて、自信をつける
- 「ママは必ず戻ってくる」と頭だけでなく“体験”として信じられるようにする
- 不安になったときの気持ちの落ち着け方(呼吸法・安心グッズなど)を一緒に見つけていく
→ これはいわゆる“暴露療法”を優しくアレンジした方法です。
無理に挑戦させるのではなく、「できた!」を積み重ねていくことで、少しずつ不安に耐える力が育っていきます。
② 環境調整・園・学校との連携
お子さんが安心して社会生活を送るには、「家庭だけ」でも「園・学校だけ」でも支援は不十分です。
必要に応じて、保育園・幼稚園・学校・学童・療育機関などが連携しながら、環境そのものを調整していきます。
- 最初は親子登園OKにしてもらう
- 別室登校や保健室登校など、段階的に教室へ戻る方法を提案
- 教職員の方に「不安は甘えではなく症状です」と説明し、理解を深めてもらう
→ 環境調整は、「お子さんを変える」支援ではなく、「お子さんが安心できる環境をつくる」支援です。
③ 必要に応じた薬物療法(強い不安や身体症状が続く場合)
多くの場合、心理的な支援と環境調整で改善していきますが、
それでもなお強い身体症状(嘔吐・腹痛・激しいパニックなど)が続く場合には、必要に応じて「こころの薬」を一時的に使うことも検討します。
- お子さんの年齢・体重に合わせて、安全性の高い量から始めます
- 長期の服用を前提にはせず、「不安の波を和らげる補助的な役割」として使います
- 薬だけに頼るのではなく、「安心できる経験を積む土台作り」の一環と考えています
→ 「子どもに薬を使うのは心配」というお声も多いですが、適切に使うことで、苦しみが和らぎ、回復が早まることもあります。
■ 大切なのは、「焦らず・比べず・その子のペースで」
分離不安は、「行ける・行けない」「泣く・泣かない」などの表面的な行動だけを見ていては、本当の回復にはつながりません。
- 登園・登校はできたけれど、家でぐったりしている
- 泣かなくなったけれど、常に緊張している
- 無理に登校していた結果、数ヶ月後に不登校になった
このような例も珍しくありません。
だからこそ、「とにかく行かせる」ではなく、「安心して離れられる力」を育てていくことが大切なのです。
■ 分離不安を放っておくとどうなるの?
分離不安が長く続くと、以下のような二次的な問題に発展することがあります:
- 登校しぶり → 不登校へ
- 自己肯定感の低下(「自分はダメだ」「他の子はできてるのに…」)
- 親子関係の摩擦(毎朝の言い合い・ストレス)
- 対人関係への不安、将来的な不適応傾向
- 親御さんの心身疲労やメンタル不調
でも、どうかご安心ください。
早めに気づいて、適切な対応をすれば、分離不安は回復していくものです。
登校できなかった小学校2年生・A君のケース(架空症例)
小学校2年生のA君は、春の進級を機に登校を拒むようになりました。毎朝、「ママがいなくなったらどうしよう」と不安を訴え、玄関から一歩も動けず涙を流す日々。学校へ連れて行っても校門でパニックになり、結局帰宅してしまうことが続きました。
お母さんも疲れ果て、「もう無理かもしれない…」と悩み、専門機関に相談されました。
A君は感受性が強く、環境の変化に敏感な気質を持つお子さんでした。診察では、担任の変更やクラス替えが引き金となり、もともとあった“分離不安”が強く出ていることがわかりました。母子関係にはしっかりとした愛着がある一方で、「離れる不安」に対する耐性がまだ育っていない段階でした。
まず、「無理に行かせる」のではなく、「安心して離れる力を育てる」ことを目標に支援を始めました。
家庭では、登校前に「深呼吸→ハイタッチ→お気に入りの小さなぬいぐるみを持たせる」といった“安心ルーティン”を設定。また、登校できた日は「A君が頑張った記録ノート」を母子で書いて、小さな成功体験を積み上げていきました。
同時に、学校とも連携を開始。担任の先生、スクールカウンセラーや保健室の先生、支援員とも協力し、「親子で保健室登校から始める」「授業の一部を別室で受ける」「教室への復帰は段階的に」といった登校支援を整えていきました。
少しずつ「行ける日」「自分で一歩踏み出せる日」が増えていき、2か月後には朝の涙が減り、教室で1日過ごせる日も出てくるようになりました。
お母さんも、「子どもだけでなく、自分自身も“離れる力”を学んでいる気がします」と語ってくれました。
このケースからも分かるように、分離不安は「甘え」ではなく、その子が不安と闘いながら“成長していく過程”なのです。大切なのは、支援者がチームとなり、「その子にとっての安心の土台」を一緒に支えていくことです。
■ 迷ったら、一人で抱え込まずに相談を
「どうしてうちの子は離れられないの?」と悩んだとき、
それはお子さんの「がんばってるけど苦しい」「助けて」のサインかもしれません。
そして、お母さん・お父さん、
あなた自身も「一人でがんばりすぎないで」くださいね。
お子さんとご家族の安心の居場所を、皆で作っていきましょう。
7.いつ相談すべき?― 分離不安症の受診チェックリスト
「これってよくあることなのかな?」「もう少し様子を見ても大丈夫かな…」
分離不安は“年齢相応の反応”でもあるため、受診のタイミングに迷う保護者の方は少なくありません。
下記のチェックリストに2つ以上当てはまる場合は、一度、専門相談機関へ相談することをおすすめします。
✅ 相談の目安チェックリスト
- 登園・登校時に、毎朝のようにパニックや強い拒否反応がある
- お腹の痛みや頭痛など、身体症状が頻繁に出る(小児科では異常なし)
- 「お母さん(お父さん)が死んじゃうかも」といった強い不安を口にする
- 年齢に比べて、ひとりで過ごすことへの不安が強すぎる(トイレ・就寝など)
- 不安のせいで日常生活に支障が出ている(遊べない、学べない、登校できない)
- 保護者の生活や仕事への影響が大きくなってきている
- 園や学校の対応だけでは、改善の兆しが見られない
- 子どもの様子に対し、保護者自身も強いストレスや限界を感じている
分離不安は、「わがまま」や「甘え」ではなく、“こころのSOS”です。
早めに相談し、適切なサポートを受けることが、回復への近道になります。
「相談=大げさ」ではありません。
ご本人とご家族のために、「まずは相談してみる」ことを、ぜひ選択肢に入れてください
相談機関としては、学校や園、児童相談所、発達支援センター、療育機関、保健所、そして小児科・児童精神科などの医療機関があげられます。
9. まとめ:焦らず、比べず、その子のペースに寄り添って
分離不安は、決して珍しいことではありません。誰にでも起こりうる、ごく自然な“こころの揺れ”です。
けれど、その不安が強すぎて日常生活に支障をきたしてしまうとき、親としては「うちの子だけ?」「育て方が悪かったのかも…」と自分を責めたり、周囲と比べて焦ったりしてしまうこともあります。
でも、どうか思い出してください。
子ども一人ひとり、感じ方も、不安の表し方も、回復していくスピードも違って当たり前です。
誰かと比べる必要はありません。
子どもにとって安心できる大人が、「大丈夫、一緒に乗り越えよう」と寄り添ってくれること。それが何よりの支えになります。
- 「ちゃんと行ける日もあるよ」
- 「少しだけ頑張れたね」
- 「今日は泣いたけど、それでも行こうとしたね」
そんなふうに、“その子なりの成長”を見つけて言葉にすることが、子どもの自己肯定感を育て、回復への一歩になります。
焦らず、比べず、その子のペースに寄り添って。
きっと、少しずつ前に進んでいけます。お子さんの“頑張り”は、親御さんの“愛情”とともに、確かに育まれています。
10.📚 参考文献・書籍
- 厚生労働省(2019)
『子どもの心の診療に関する手引き』
─ 子どもの不安障害や発達特性への対応について、医療現場向けにまとめられた実践的ガイド。研修医の先生向きです。 - 文部科学省(2021)
『不登校児童生徒への支援の在り方について(報告)』
─ 分離不安や登校しぶりへの学校現場での対応を考えるうえで参考になります。専門家向き。 - 本田秀夫(2020)
『発達障害のある子どもたち ― 幼児期から学齢期までの理解と支援』(中央法規出版)
─ ASDやADHDなどの特性と、学校・家庭での対応がわかりやすく説明されています。歴史的名著です。何度も何度も読んでいます。 - マーガレット・マーフィー(著)
『不安障害の子どもを支える本』(合同出版)
─ 不安を抱える子どもへの具体的な対応方法を海外の専門家が紹介。有名な本です。 - 田中康雄(2017)
『親と子の心をつなぐ本 ― 子どもの「こころ」とのつきあい方』(岩崎書店)
─ 子どもの心へのまなざしと親の支援のあり方が温かく綴られています。
